窯業系サイディングとは簡単に言えば「セメントを板状にして施工を簡単にした防火壁材」ということです。

戸建て住宅や低層集合住宅の約7割に使用されていて、湿気や水を吸い込みやすい素材で、水を吸うと伸びて、乾くと縮むという特性があります。

窯業系サイディングは厚みがあるほど丈夫なのですが、出荷量の約50%は、厚さ12mmの製品です。

私達がリフォームなどで見る限り、厚さ12mmの製品は、かなりの確率で酷い劣化が起きており、表面の塗膜の劣化と共に急激に水を吸って外壁が波打ったり、隙間が生じたり、割れたりしている事が多いです。

特に『新潟では冬場の凍結による爆裂』を引き起こします。

水分の浸入は部屋からの湿気や、大工さんの無知から来る「直張り工法」などによる、サイディングの裏面からの進入と、外部の塗料膜の劣化による表面からの進入に分けられます。

水分に弱い

サイディングボードを外界から守っているのが薄い塗料の膜なのですが、窯業系サイディングは、外壁に使われて5~7年で表面の防水層が劣化してしまいます。

 残念ですが私たちがお客様に「家を塗り変えたいんだけど」と相談されるころには、手遅れ(一部張替えが必要な状態)のお家も珍しくありません。

 そのため、遅くとも10年目ぐらいには、塗装の塗り替えが必要なのです。

いいえ、むしろ初回の塗装こそ早めにしておけば、トータルの塗膜の厚みが増し、塗り替えの周期が伸び、リフォームの総額も少なくてすむのです。

室内で生じた湿気は、内装材の隙間を通って壁の中に侵入し、逃げ場がなくなり、外壁材の裏で結露となります。

一般的な窯業系サイディングの裏面には、建物内部から排出される水分の吸収を防ぐためにシーラー処理されていますが、完全な結露防止の機能はありません。

シーリング材の劣化

サイディングの継ぎ目に施こされたシーリング材の劣化による「ひび割れや剥がれ」についてもこまめな点検と補修が必要です。

継ぎ目のシーリング材は、10年毎に既存のシーリングを撤去して、新たに施工し直す必要があります。

工法(構造)の問題

窯業系サイディングの裏面と躯体との隙間がある場合を外壁通気構法といい、隙間がない場合を直張り工法といいますます。

外壁通気構法にすると浸水や結露が発生しても空気が流れることによって乾燥した状態を保てますが、

12mmのボードは直張りの場合が多く、温度差による躯体からの湿気がボードとの間で結露し、

中からボードを傷める結果となります。

何も知らず、何も研究しない塗装業者やリフォーム業者が多いのも現実問題ですが、

しっかりとした知識と技術はやはり大切であると考えています。

蓄熱の問題

セメントの塊であるボードは、蓄熱しやすいという特徴があります。

夏場は蓄熱によって、外壁の表面温度が極めて高くなり、その熱が室内に放射されます。

遮熱塗料をおすすめするのはそういう理由もあるのです。

 

※最近、カバー工法(既存の痛んだ窯業系サイディングを剥がさずに、サイディング(金属、窯業系、樹脂問わずを上から貼る)を勧めている一部のリフォーム業者もおおいようですが、

蓄熱や建物への重量の負担を考えると、どうなんだろう?と思わざるを得ません。

株式会社ヨシカワ

代表取締役 吉川昌利

〒950-1101

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